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スタッフブログ

七月七日に向けて 短冊に願いを

「かなでの杜世田谷」では 利用者様の一人一人の願いを短冊に込めました

「かなでの杜世田谷」には、外国からきている職員がいます。

いつも一生懸命利用者様に耳を傾け、一人ひとり満足いただけるように

入浴のお手伝いをしています。

日本語もとても上手ですよ!!!

 

今回は、ベトナム人の職員が七夕の壁画を作成しました。

 

ベトナムにも七夕の行事があるそうです。

日本では織姫、彦星の名前で知られている伝説は、

ベトナムではチュック・ヌー(日本でいう織姫)、

ニュー・ラン(日本でいう彦星)という名前になります。

 

チュック・ヌーは天界の者ですが人間界に来た折、

貧しい牛飼いのニュー・ランと出会い、恋に落ちます。

チュック・ヌーとニュー・ランは人間界で結ばれて幸せに暮らしていましたが、

チュック・ヌーの父親は娘が帰ってこないことに気づき、

天界に連れ戻そうとし、

人間界と天界の間に境界として川(日本でいう天の川)を作りました。

人間界に残されたニュー・ランはその後もチュック・ヌーのことを待ち続け、

それを見たチュック・ヌーの父親は哀れに思い、

年に1回、7月7日のみ二人が会うことを許しました。

この時期、ベトナムは雨季で大雨が降りますが、

それは再会を喜ぶ二人の涙で、

7月7日の夜に二人を見たカップルは永遠に一緒になれると言われています。

 

ベトナムにも日本と同じようなお話があるんですね。